2015/06/14

Windows LMMS 1.0 (64bit) のASIO対応方法



オープンソースで開発され無償で利用できるDAW「LMMS
FL Studioライクな設計で日本語ロケールにも対応し、ついこの間にはWindows版とLinux版の他、1.0のメジャーアップデートとともにOS X版も公開された。

|*| 標準ではASIOに対応していない

DTM初心者の味方のようなソフトウェアだが、Windowsで使うには「ASIO」に対応していないという欠点がある。
LMMSはLinuxベースで開発が進んでおり、オーディオ信号処理に「JACK(ジャック)」や「PortAudio」が利用できる。「JACK」はLinux上でこそパフォーマンスはいいものの、Windows上で使うにはJACKの実行環境をインストールしなければならないうえ、不安定でバッファサイズを下げてもレイテンシが50msを下回らないなど非常に評判が悪い。そのためWindowsやOS X環境ではサウンドドライバの橋渡しとして「PortAudio」の利用が推奨される